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薬害C型肝炎のニュースや報道

2008年が明けてすぐ、薬害C型肝炎の被害者を救う一律救済法案が可決されたというニュースが、連日にわたりテレビや新聞で報道されていたのを覚えていらっしゃいますか?

その当時は家族で、この話題について、話し合った方もいらっしゃるのではないでしょうか?なかには「薬害C型肝炎って何?」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。

そもそもC型肝炎という病気は、血液によって感染し、長い期間を経て病状が悪化し、いずれは肝硬変や肝臓癌になると言われています。おそろしい病気ではありますが、現在では、輸血で感染することはほとんどなく、感染するとすれば注射針などが考えられます。

しかし、現在は注射針も使い捨てのものを使用していますので、医療機関において、私たちがこれからC型肝炎に感染する心配はほとんどありません。可能性として考えられることは、ピアスや刺青を施す時に使用される針が不衛生なものだったとすると、感染する恐れがあります。

今回、問題になっていた薬害C型肝炎というのは、血液から作られた血液製剤フィブリノゲンが原因で感染したC型肝炎のことを言います。血液製剤とは、手術や出産などで止血する際に使われる医薬品のことであり、血液を原料として作られています。

まだ肝炎ウイルス検査が確立されていなかった数十年前、献血などで集められたウイルス入りの血液を原料とし、つくられた血液製剤を投与されたために感染した肝炎を、薬害C型肝炎といいます。血液製剤といえば、これが原因で問題となった薬害エイズ事件も、まだみなさんの記憶に新しいことでしょう。

現在でも、この血液製剤フィブリノゲンは、医療の現場で使用されています。それを聞くと不安になってしまいますが、現在使われている原料は、厳しい検査を通り抜けたウイルスに冒されていない血液であり、また、限定された医療機関でしか使用されていないそうです。

むしろ心配なのは、平成6年以前に手術や出産をされた方のなかで、大量に出血をされた方達です。今回、薬害C型肝炎の被害者を救う一律救済法案が可決されたことに伴い、厚生労働省から、問題となる血液製剤フィブリノゲンが納品されていた医療機関名を公表されていますので、もし不安を感じている方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

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