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近頃の新卒栄養士の就職状況

栄養士としての主な就職先は、病院や学校、産業給食施設、福祉施設、健康保険組合、保健所や保健センター、教育機関、研究機関などいろいろとあります。

しかし、栄養士養成施設(学校)を卒業後、ほとんどの人がこういった場で、栄養士としての資格を生かし働くことになるのかというと、そうでもありません。

栄養士の仕事というのは実に限られています。
たとえば病院や福祉施設などを見るとわかるかと思いますが、看護師や介護職員といった人たちは、一施設の中にたくさんいます。
しかし、規模の大きな総合病院などは別かもしれませんが、ほとんどの病院や施設において、栄養士は一施設に一人か二人程度しかおりません。

そういった現状の中、栄養士養成施設(学校)を卒業する人は、毎年何万人にいます。
いくら需要が高まってきている職業といわれていても、実際に栄養士の仕事につける人は、半数以下となっているようです。

そのため、栄養士養成施設(学校)を卒業後、栄養士として働くためには、計画的な就職活動が必要になってきます。
新卒者の求人がくる時期というのは、
・給食受託会社などの一般企業が5月ごろ
・病院や施設など、直属の栄養士の募集が8月ごろ
・保健所など公的施設の募集が10月ごろ
が多いようです。

しかし、病院や施設などは管理栄養士を求めている場合が多いので、栄養士の資格しか取得できない養成施設(学校)は不利になることが多いようです。

栄養士の資格のみ取得している場合には、働きながら管理栄養士の受験資格を得なければならないことになるので、まず施設や病院の調理師として勤務し、実務経験をつむ場合もあるようです。

また、管理栄養士養成施設の場合は、就職活動の計画上で、管理栄養士国家試験について考慮しなければなりません。
どういうことかというと、管理栄養士取得見込みという形で内定をもらった場合、先方が管理栄養士を希望していたにもかかわらず、その後の試験に落ちてしまうと、就職してからとても肩身が狭い思いをしたり、最悪の場合は、内定取り消しという事態にもなりかねないからです。

いずれにしても、資格の生かせる職場に就職し、栄養士や管理栄養士として働きたい場合には、計画性をもって就職活動にあたらなければ、なかなか厳しいのではないでしょうか。

 

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