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近年変化した病院の食事

入院した際、病院の食事といえば、冷たくて、おいしくないといったイメージがあるかと思います。

病院の食事は、人それぞれの病状や食事摂取基準などを考え、いろいろな制限を受けた中で、かなり厳しく栄養管理され作られています。

特に、治療食と呼ばれる食事においては、カロリーが制限されていたり、脂質やたんぱく質、塩分が制限されていたりと、栄養管理にたいへん気を配っています。その為、味は二の次といった献立が立てられやすいといえるでしょう。

しかし、最近ではホスピタリティや、QOL(クウォリティ・オブ・ライフ)の向上といったことから、たとえ病院にいても、普段の生活の質は落としたくはない、落とすべきではないという考え方が広まってきています。

そういったことから、病院や施設における食事についても見直され、適時適温であることが当たり前になってきました。

この適時適温という意味は、温かい食事は温かく、冷たい食事は冷たいままで提供するということと、配膳時間を朝食はおおよそ午前8時ごろ、昼食は正午ごろ、夕食は午後6時ごろとするということです。
一般の家庭では、盛り付けたばかりの温かい食事を食べることができますよね。
また、時間も毎日だいたい決まった時間に食べることができ、よほどのことがない限り極端に早く食べたりしませんよね。
しかし一昔前は、冷めた食事を夕方4時頃に提供されるといったことが普通だったようです。
これでは、おなかもすいていないし、逆に次の朝までの時間がかなりあいてしまいます。
冷めた食事も食欲がわきませんよね。
しかし生活の質が見直されるようになり、このようなことは改善されるようになりました。

また、嗜好調査や選択メニューといったようなことも取り入れていく病院や施設が増えてきました。
好き嫌いが許されない雰囲気であった病院の食事も、栄養は管理されつつ、患者さんの嗜好にある程度あわせることができるようになったので、以前と比べると、格段においしくなっているのではないでしょうか。
食事の味以外にも、元気で歩ける方は談話室で食事がとれるようになっている病院もあります。

最近では入院する際、病院を選ぶ基準として、食事も選択肢のひとつに入ってきています。
ネット上において、食事のおいしい病院ランキングといったものを作っているところもあります。
病院の食事=冷たくておいしくないという構図は、もう古い!といえるでしょう。

 

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